Leopard の X11 (X window) は、ベースがXfree86からX.orgになるなど、大幅な変更が加えられ、同時に大量のバグも加わりました。最大の問題は、「~/.xinitrc」を起動時に読んでくれないことです。日本語入力なども問題が生じるので、根本的ではないながら使用可能な状態にするための方法を紹介します。
OpenOffice.org 2.x.appの実態は、X11環境でOpenOffice.orgを起動するためのアップルスクリプトです。アップルスクリプトの「do shell script」コマンドで実行しているのですが、どうも「kinput2の起動+環境編数設定+OpenOffice.orgの起動」の連続コマンドはうまく動いてくれません。そのため、OpenOffice.org 2.x.appをダブルクリックして起動した場合、日本語入力環境が設定されません。
X11で日本語を入力するために、kinput2とcannaをインストールします。
インストールは、FinkかMacPortsを使うと便利です。
X11でことえりなどAqua環境用の仮名漢字変換ソフトを使用可能にする kinput2.macim は、08年2月6日時点ではLeopard非対応です。
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