引っ越しました


このブログは開設からちょうど3ヶ月が経ちましたが、思うところあって引っ越しました。
新しいアドレスは下記になります。

新サイトURL: http://iphone-lab.net/

お手数をおかけして申し訳ないのですが、ブックマーク・RSS登録の変更をお願いいたします。

新サイトでもよろしくお願いします。

2008年2月8日金曜日

Mac OS X 10.5 Leopard の Dock で階層メニュー

Mac OS X 10.4 Tiger までは、ドックにフォルダを登録すると、2nd ボタンクリックで階層表示されて、手軽に内容物にアクセスできました。簡易ランチャーとして重宝していたのですが、Leopardではそれができなくなってしまいました。個人的には、Leopardにたいする大きな不満の一つです。

その不満をある程度解消してくれるのが、「HierarchicalDock」というフリーウエアです。

使い方は簡単で、
1. HierarchicalDockを立ち上げる
2. ウインドーにDockに登録したいフォルダをドラッグ & ドロップ
3. ドック登録用のフォルダができるので、ウインドーからドックにドラッグ & ドロップ

ドックに登録したフォルダを、1st ボタンクリック(ホールドしない)すると、若干反応が鈍い気もするけど階層メニューが表示されます。Dockをランチャー的に使いたい方はお試しあれ。


   


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2008年2月7日木曜日

iPod touch 新旧モデルの違いって?

iPod touch の型番「MA62*J/B」と「MA62*J/A」の違いについて。
旧16GBの値下がりが目立ちますが、違いはプリインストールされているファームウエアとソフトです。

Apple iPod touch 16GB MA627J/A (旧) ¥41,780
Apple iPod touch 16GB MA627J/B (新) ¥48,800

Apple iPod touch 8GB MA623J/A (旧) ¥34,320
Apple iPod touch 8GB MA623J/B (新) ¥35,048

MA62*J/B
・ファームウエア1.1.3
・MobileMail.app、Google Mapsなど、旧製品には有料で提供されるソフトが、新製品には導入済み。
・脱獄がやりにくい。

MA62*J/A
・ファームウエア1.1.2(または1.1.1)
・MobileMail.app、Google Mapsなどのインストールには追加料金が必要(2480円)。
・脱獄がやりやすい。

公式な発表はないのですが、ハードに変更はない様です。


容量が増大した新製品
Apple iPod touch 32GB MB376J/A

オリジナルの刻印でオシャレにするならApple Storeから
iPod touch

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OpenOffice.org: Mac OS X Leopardで日本語を入力する方法

Leopard の X11 (X window) は、ベースがXfree86からX.orgになるなど、大幅な変更が加えられ、同時に大量のバグも加わりました。最大の問題は、「~/.xinitrc」を起動時に読んでくれないことです。日本語入力なども問題が生じるので、根本的ではないながら使用可能な状態にするための方法を紹介します。 

OpenOffice.org 2.x.appの実態は、X11環境でOpenOffice.orgを起動するためのアップルスクリプトです。アップルスクリプトの「do shell script」コマンドで実行しているのですが、どうも「kinput2の起動+環境編数設定+OpenOffice.orgの起動」の連続コマンドはうまく動いてくれません。そのため、OpenOffice.org 2.x.appをダブルクリックして起動した場合、日本語入力環境が設定されません。

X11で日本語を入力するために、kinput2とcannaをインストールします。
インストールは、FinkかMacPortsを使うと便利です。
X11でことえりなどAqua環境用の仮名漢字変換ソフトを使用可能にする kinput2.macim は、08年2月6日時点ではLeopard非対応です。


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2008年2月6日水曜日

卒フェス2008 in USJ

3月29・30日の二日間、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(Universal Studios Japan)特設会場で卒フェス2008が開催されるそうです。

チケットの販売は、

年間パスホルダー向け先行販売:2月6日午後7時〜2月16日午後11時59分
一般発売:2月17日〜

だそうです。

チケットの購入は下記の専用アドレスから。
http://l-tike.com/sotsufes_mail/

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTM オフィシャルWEBサイト

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アップルがiPhoneとiPod touchにメモリ容量を増やした新モデルを追加

SDKが公開される2月には、マイナーバージョンアップもあるんじゃないかという噂でしたが、正式に発表されました。
新モデルはメモリ容量が倍増されて、iPhoneはこれまでの8GBモデル(399ドル)と16GBモデル(499ドル)の2つのモデル、iPod touchは、これまでの16GB(48,800円)と8GB(36,800円)のモデルに加えて32 GB(59,800円)の3モデル構成になるそうです。

予算が許すなら、メモリ容量は多いほどいいですね。
ただ、現状で冷静に判断すると、安くなっている旧16GBが一番お買い得感がありますね。Mobile Mail.app とか追加されるソフトが不要な人はそのままで、必要な人も2,480円を追加で支払っても新16GBより安いです。


アップルらしく、32GBモデルも発表と同時に発売です。

Apple Store(Japan)

http://www.apple.com/jp/news/2008/feb/05iphoneipodtouch.html



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iPod touch版の「PlaceEngine クライアントソフト」開発を発表

クウジット株式会社が、iPod touch版の「PlaceEngine クライアントソフト」の開発予告を発表しました。「PlaceEngine」というのは、Wi-Fi(無線LAN)の電波情報を使って現在位置を推定できる技術です。北米では、iPod touchやiPhoneに搭載されているGoogle Mapで現在位置を表示できますが、PlaceEngineも同様の使い勝手になってくれると嬉しいです。

ところで、この発表で個人的に売れしかったのは、今月公開されるSDKは、開発やソフトのインストールの自由度は結構高いのかな?と感じたことです。SDK公開後の、便利なアプリ続々登場フィーバーに期待です。

iPod touch 向けのサービスは、今のところこんなのがあります。

NHKニュース・NHK時計
iPod touchの発売とほぼ同時といえるくらい早期に特化したサービスを開始して話題になりました。
iPod touch用アドレス


Mapion touch
国内では、公式にはGoogle Mapより先に使えるようになったサービスです。PlaseEngineと連携できるようになったら便利ですね。
iPod touch用アドレス


Jane touch
超大手掲示板 2ch のビューアです。
iPod touch用アドレス


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2008年2月5日火曜日

脱獄に挑戦して撃沈したとか、何らかの原因で iPod touch が使用できなくなった場合

ファームウエアを1.1.3から1.1.1にダウングレードするときなど、失敗した場合の最悪のケースでは、iPod touch 側は iTunes に接続を促すアイコンが出て起動しない、iTunes から復元しようとしても失敗する、またはその状態のiPod touchをiTunesが認識しないという状態に陥ります。それなりに高い金額を支払って購入したiPod touchが、ただの黒い板に成り下がってしまったのかと激しく落ち込むことでしょう。自分もそうでした。

そんなとき、「まだ手鏡として使えるさ!」という負け惜しみを言ったりあわててApple storeに駆け込む前に、iTunesの最新版をダウンロードして、再インストールを試してみてください。それだけで「復元」がうまくいくようになる可能性があります。「もしも」のときには一度お試しあれ。

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ファームウエアバージョン 1.1.3/1.1.4 の iPod touch : 脱獄(Jailbreak)手順をまとめました

お約束ですが、脱獄(jailbreak)に挑戦するのは自己の責任でお願いします。

8GBモデル以外のiPhone/iPod touchファームウエアのバージョン 1.1.3/1.1.4 正式版から脱獄する手順としては、多分この方法が一番手軽です。ファームが1.1.2までの旧製品の場合、下記手順の2-5〜2-7を省略できるので、少し楽です。ZiPhoneというもっと簡単に脱獄できるツールもありますが、Ver. 2.5cの時点ではまだ8GBモデルのみ対応です。ZiPhone 2.6で16GB/32GBにも対応しました(08.03.14)。

手順の概要
1. iTunes のバージョンを7.5にする
2. iPhone/iPod touchのファームを1.1.1にダウングレードする
3. jailbreak を適用する
4. iPhone/iPod touchのファームを1.1.2にあげる
5. jailbreak を適用する
6. jailbreak ツールを使ってアップグレードと脱獄を行う

この作業は、PPC Mac、Intel Macで確認しているほか、個人所有ではないもののWindows XPでも確認してあります。


具体的な作業
1. iTunes のバージョンを7.5にする。

1-1 以下のファイルをバックアップする(別のフォルダに移動するか、名前を変更しておく)。
  : ここはMacの場合。緑のところは特に重要です。
     iTunes 7.6アプリケーション(/Applications)
     com.apple.iTunes.plist(~/Library/Preferences)
     iTunes.pkg(/Library/Receipts)
     iTunesX.pkg(/Library/Receipts)
     iTunes (フォルダ: ~/Music)
     AppleMobileDevice.kext  (/System/Library/Extensions)
     MobileDevice.framework (/System/Library/PrivateFrameworks)
     AppleMobileDeviceSupport.pkg (/Library/Receipts)


1-2 iTunes 7.5 をダウンロードする。
   Mac版
   Windows版

1-3 インストーラに従ってインストール。


2.iPhone/iPod touchのファームを1.1.1にダウングレードする。
2-1 ファームウエア1.1.1と1.1.2をダウンロードする。
Macの場合、ダウンロードは下記のリンクをクリックするのではなく、controlキーを押しながらクリック(又はマウスの2ndボタンでクリック)して、現れるコンテスクトメニューから「リンク先のファイルをダウンロード」を選択する。

  1.1.1,  1.1.2


2-3 ダウンロードしたファームウエアを、展開しないでそのまま
~/Library/iTunes/iPod Software Updates
に入れる。(これはオプション: デスクトップなど、自分が探しやすい場所でも可)

2-4 iPhone/iPod touchをUSBケーブルで接続し、iTunesを起動させる。

2-5 iTunesにiPhone/iPod touchが認識されていることを確認したら、iTunesを終了してiPhone/iPod touchのの「ホームボタン(本体正面画面下)」と「スリープボタン(本体左上角)」を同時に押して、ボタンを押したままにする。
(リカバリーモードに入るための作業)

2-6 約10秒後に電源オフのスライドバーが現れるが、無視して押し続けるとiPhone/iPod touchの画面が真っ黒になる。このタイミングで「スリープボタン」のみ離して「ホームボタン」は押したままにする。

2-7 iTunesが起動を開始したら「ホームボタン」を離す。←ここ重要

2-8 しばらく待つと、iPhone/iPod touchの画面が真っ黒のまま、iTunesに「リカバリモードのiPodがみつかりました・・・」という内容のメッセージが表示される。
(この状態になっていれば、たいていは成功です)

2-9 Macの場合はoptionキー・Windowsの場合はshiftキーを押しながら、iTunesの「復元」ボタンをクリックする。

2-10 ファームウエア1.1.1のファイルを選択し、復元する。

2-11 新しいiPhone/iPodとしてiTunesに登録する。


*ダウングレード復元に失敗した場合は、一旦1.1.3で復元した後に2-4からやり直します。



3. jailbreak を適用する。
3-1 「設定/一般/キーボード/各国のキーボード」で「英語」をonにする。

3-2 「設定/一般/自動ロック」を「しない」にする。

3-3 「設定/Wi-Fi」でネット接続の設定をする。

3-4 iPod touchのSafariから、「http://jailbreakme.com/」にアクセスする。

3-5 ページ一番下の「Install AppSnapp」のリンクをクリックする。

3-6 Safariが自動で終了してロック解除画面が出たら、通常の操作でアンロックする。

3-7 ホームスクリーンにInstaller.appが表示されていれば、次のステップに進む準備が完了している。

3-8 Installer.appを起動する。

3-9 「Sources」カテゴリから「Community Sources」をインストールする。

3-10 「Tweaks (1.1.1)」から「OktoPrep」をインストールする。



4. ファームを1.1.2にあげる。
4-1 Macの場合はoptionキー・Windowsの場合はshiftキーを押しながら、iTunesの「アップデート」ボタンをクリックする。
 *注意: ここで「復元」を選んではいけません。

4-2 ファームウエア1.1.2のファイルを選択し、アップデートする。



5. jailbreak を適用する。
5-1 conceited software から「1.1.2-jailbreak.zip」をダウンロードする。

5-2 iPhone/iPod touchをUSBでつないだまま、iTunesを終了する。

5-3 Macの場合は「jailbreak.jar」・Windowsの場合は「windows.bat」をダブルクリックする。

5-4 「Install SSH」のチェックをonにして、Root Passwordはいじらずに「Jailbreak!」を実行する。

5-5 終了すると、「2回自動で再起動する」という内容のメッセージが出る。


これ以後は、1.1.3にする場合と1.1.4にする場合で方法が異なります。



6c 1.1.4にする場合-2。
6-1 Wi-Fiの設定をして、接続を確認しておく(ここでは仮に1.1.1.1としておく)。

6-2 iPhone/iPod touchの「設定/一般/自動ロック」で「しない」に設定する。

6-3 Installerを起動して、「System/BSD Subsystem」と「System/Open SSH」をインストールする。

6-4 「Sources」をタップする。

6-5 「Edit」をタップする。

6-6 「Add」をタップする。

6-7 英語キーボードに切り替えて、「ipodtouchmaster.com/files/repo.xml」を入力し、OKをタップ。
  ここは「言語環境」を「English」に切り替える事で、エラーが出なくなるそうです(コメント参照)。

6-8 「Untitled Source」が追加されているのを確認し、「Install」をタップ。

6-9 「Mobile Jailbreak」というカテゴリができているので、その中から「1.1.4 soft Jailbreak + Apps」をインストール。

何度か質問をされるので、OKをタップして、後はひたすら待つのみ。私の場合、約25分かかりました。エラーが表示されたら、電源ボタンとホームボタンを長押ししてiPhone/iPod touchをリセットします。再起動すると、Installerがスプリングボードに現れます。

  
 



6b 1.1.4にする場合。
6-1 Wi-Fiの設定をして、接続を確認し、「設定/接続しているネットワーク/IPアドレス」を調べておく(ここでは仮に1.1.1.1としておく)

6-2 iPhone/iPod touchの「設定/一般/自動ロック」で「しない」に設定する。

6-3 Installerを起動して、「System/BSD Subsystem」と「System/SSH」をインストールする。

6-4 Soft-jailbreak packをダウンロードして、展開する。

6-5 Terminal.appを起動して、soft-jailbreak packのファイルを全てiPhone/iPod touchのルートディレクトリにコピーする。

  scp -r (ダウンロードした場所)/Jailbreak-1.1.4/* root@1.1.1.1:/

6-6 SSHでログインして、インストールスクリプトを実行する。

  ssh root@1.1.1.1
  cd /
  sh ./install.sh

後はひたすら待ち時間。Mac側もスリープしないようにしておきましょう。



6a. 1.1.3にする場合。iPhone/iPod touchのInstallerでjailbreak 1.1.3を適用する。
6-1 Wi-Fiの設定をして、接続を確認する。

6-2 iPod touchの「設定/一般/自動ロック」で「しない」に設定する。

6-3 Installerを起動して、「Install/Official 1.1.3 Upgrader」を選択してインストールする。

6-4 ホームに戻ると、「Upgrader」があるので、起動して実行。

6-5 環境にもよると思いますが、数十分かかります。


  
iPod touch Jailbreak upgrade  


以上で完了です。


*追記
脱獄後の追加情報です。
・まずはCommunity SourceとBSD Subsystemをインストールしましょう。
  これ無しにはほとんど何もできません。

・OpenSSHのアイコンがスプリングポードから消えますが、機能はしてます。
  On/Offするには、BossPrefsをインストールします。


・Apple純正一月のソフトウエアアップデートをインストールしても問題ないです。

・当然、純正ファームウエア1.1.3/1.1.4と全く同様にiTunesと同期できます。

・どちらかと言えば、1.1.4の方がトラブルが少ないと思います。


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2008年2月4日月曜日

Mac OS X 10.5 Leopard でAqua版 OpenOffice.orgを使用する

OpenOffice.orgでは、Mac OS X ネイティブのオフィススイートを開発中です。まだまだ開発の初期段階で、いろんな問題がありますが、とりあえず試してみることは可能です。10.4 Tigerまではダウンロードしたものを起動するだけで良かったのですが、10.5 Leopardでは文字化け(いわゆる豆腐文字)がおこります。じゃ、全く試してみることもできないのかというと、簡単な抜け道があります。

1. まずはダウンロードする。
上記のページの下の方で、「Intel Mac」か「PowerPC Mac」を選択してください。

2. 自分のMacのハードディスクにコピーする。

3. アプリケーションのアイコンをcntrolキーを押しながらクリック(または2ndボタンクリック)して、コンテスクトメニューから「パッケージの内容を表示」を選択する。

4. ゴシック系のTrueTypeフォント(sazanami-gothic.ttf, kochi-gothic-subst.ttfなど)を、「Contents/share/fonts/truetype」にコピーする。

これだけで文字化けは解消です。
しかし、現状では印刷ができないなど、まだまだ実用的ではない開発初期段階ですので、日常的な作業にばりばり使えることには期待しないでください。実用性を必要とする場合、NeoOffice をお薦めします。


日本語のTryeTypeフォントを持っていない場合、フリーの日本語TrueTypeフォント(sazanami, kochi-substituteなど)を、FinkやMacPortsを使ってインストールすると楽だと思います。

フォントがインストールされる場所は、
Fink: /sw/lib/X11/fonts
MacPorts: /opt/local/share/fonts
です。

ちなみに、FinkはFinkCommander、MacPortsはPorticusを使うとGUIで操作できるので管理がラクチンです。

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