引っ越しました


このブログは開設からちょうど3ヶ月が経ちましたが、思うところあって引っ越しました。
新しいアドレスは下記になります。

新サイトURL: http://iphone-lab.net/

お手数をおかけして申し訳ないのですが、ブックマーク・RSS登録の変更をお願いいたします。

新サイトでもよろしくお願いします。

2008年3月8日土曜日

究極の脱獄ツールZiPhoneが近日中にアップデートか? : iPhone/iPod touch

ファームウエアのダウングレードが不要で、とても簡単に脱獄(Jailbreak)が可能なツールZiPhoneが、近日中に16GB以上のメモリチップを2つ搭載したモデルにも対応するアップデートが行われるかもしれません。


現時点の再新版、ZiPhone 2.5cは、iPhone/iPod touchのファームウエア1.1.4に正式に対応していますが、残念ながら16GB以上のモデルの大部分は、脱獄作業の途中で無限ループに陥ってしまうという問題が発生します。この問題は、ZiPhoneの初期のバージョンが公開された当初から指摘されていましたが、作者のZibri氏が2チップ搭載モデルを所有していなかったため、対応が先送りされていました。

ZiPhone's Blogのトップページに記載されたZibri氏のコメントによると、iPod touch を近日中に受け取る予定になっているので、おそらく上記の問題を解決して、対応することが可能だろうとのことです。

SDKを使用したサードパーティ製のアプリが利用できるようになるのが6月なので、それまではJailbreakでアプリをインストールして楽しみたいと思うんだけど、ダウングレードとかいろいろな作業をするにはちょっと勇気がいるから簡単なツールが欲しい、という人は、もうしばらくZiPhoneのアップデートを待ってみるのもいいかもしれません。

一度ファームウエアをダウングレードする手間を惜しまないのであれば、SOFT-Jailbrakを使って現時点でも1.1.4で脱獄が可能です。個人的な経験としては、1.1.4-Jailbreakの環境は、これまででは最も安定していて、動作もキビキビとしているので快適です。

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iPhone/iPod touch SDK発表関連リンク集

iPhone/iPod touch SDK発表イベントに関する日本語で読める情報のリンク集です。





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2008年3月7日金曜日

iPhone/iPod touch SDKの詳細が正式発表:アプリの配布はApple経由

すでにいろんな情報が出回っていますが、SDKが正式に発表になりましたね。SDK正式版と、アプリケーションのインストールに対応したiPhone OS 2.0の配布は6月、SDKのβ版は既に配布が始まっています。

開発環境はMac OS X上のXcodeがベースになっていて、iPhone API、ドキュメンテーション、リモートデバッガ、パフォーマンスモニタなどツール一式が含まれているとのこと。ネイティブアプリのGUI開発用には、これまでのXcodeと同様のインターフェースビルダーが利用可能のようです。
その他、Mac OS X上で動作するiPhoneシミュレータも付属するので、いきなり実機で実行してみる必要はないようです。


サードパーティ製アプリの配布は、iPhone/iPod touch 2.0で提供されるApp Storeアプリケーションを使って、携帯ネットワークもしくはWifiで直接ダウンロードとインストールを行えるようになるそうです。また、iTunes経由でもインストールが可能のようです。

iPhone/iPod touch 2.0へのアップグレードは、iPhoneは無料、iPod touchは会計上の都合で名目だけ有料ということですが、それで儲けるつもりは無く、あくまでも名目上と強調していることから、1月のソフトウエアアップデートと同程度の値段で、アプリ購入時に使えるクーポンか「おまけ」として付属する有料アプリがあるのではないかと予想されます。

App Storeでアプリケーションを販売する場合は、収益の70%が開発者へ支払われ、30%はApp Storeの維持費としてアップルが徴収するという形式だそうです。アプリケーションを無料で配布する場合は、手数料は発生しないものの、App Storeでアプリケーションを配布するための審査と、署名・認証を得るためデベロッパープログラムへの登録が必要で、登録費用は$99とのことです。

噂にあった通り、ネイティブアプリの配布はAppleが監督することで、ポルノとか違法性があるものとか、「よろしくない」アプリを制限することで品位を保つように配慮するみたいですが、期待以上に自由度は高そうです。

Jailbreakの動向がどうなるかはまだ不明ですが、もうしばらくは1.1.4-Jailbreakを楽しめそうです。


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2008年3月6日木曜日

出張中につき

今日は間の悪いことに出張中なので、SDK発表祭りに参加できません。今は旅館の部屋で、iPod touchを使って書き込んでいます。きっとiPod touch labさんが、いち早く詳細なレポートをしてくれるだろうと期待しています。

プレゼンテーションの資料は、当然iPod touchに入れて持ってきました。iPod touchの画像表示を初めて見る人は、一様にスムーズな動作と独特な操作性に驚きます。これをきっかけに話がはずむのは良いのですが、インパクトが強過ぎてプレゼンテーションの内容よりもiPod touchに話題が集中するのも困りものです。

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2008年3月5日水曜日

駅前探検倶楽部からiPod touchネイティブアプリ開発の発表

駅前探検倶楽部から、「乗り換え案内」「駅の時刻表」「運行情報」をiPod touchで使えるネイティブアプリの開発について、発表がありました。同社からは、2008年1月から、同様の機能のウェブアプリは提供されていましたが、今回の発表は、2008年3月6日(日本時間では7日早朝)にロードマップが発表されるソフトウエア開発キット(SDK)を使って開発中の、iPod touchに直接インストールして使用するネイティブアプリです。

駅探 iPod touch(ウェブアプリ)は、iPod touchに搭載のSafariで下記のアドレスにアクセスしてください。
http://lab.ekitan.com/touch/


駅探ラボのページでは、実際に動作しているネイティブアプリの様子が、YouTubeの動画で見れるようになっています。iPod touchらしい特徴的なグラフィックスのユーザーインターフェースで、動画を見ているだけで楽しくなります。

先月、PlaceEngineクライアントソフトの開発が発表されたときも感じたのですが、AppleのSDKを使ったネイティブアプリの開発は意外に自由度が高くて、提供開始後にはたくさんのネイティブアプリが公開されるのではないかと期待してしまいます。

ちなみに、3月6日に発表されるのはiPhone/iPod touch用SDKのロードマップで、この日に提供されるSDKはβ版で、正式版が公開されるのは6月のWWDCであるという噂もあります。株主総会でのJobs氏の発言から、この噂の信憑性が高まっています。
また、ネイティブアプリの開発や提供については、Appleが厳しい制限をするという噂と、Appleが審査するのは有料アプリのみで、無料のアプリについてはiTunesを使って自由に配布できるようになるという相反する二つの噂があります。

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2008年3月4日火曜日

1.1.4-Jailbreakで動作するアプリ: iPhone/iPod touch

最終更新日: 2008年4月15日

この記事を書いた当初は、Soft-Jailbreakを使って脱獄した1.1.4での動作確認でしたが、ZiPhone 2.6の登場でJailbreakがとても簡単で確実になりました。現在は、ZiPhoneで脱獄したiPod touch 1.1.4 16GBでの動作確認になります。(Soft-Jailbreak 1.1.4で動作していたアプリは全てZiPhone-Jailbreak 1.1.4 / PwnageTool-Jailbreak 1.1.4で動作しています。)

iPod touch ファームウエア1.1.4で脱獄して使っていますが、1.1.3と比較してかなり安定しているように感じます。全体的に動作がキビキビとしているのですが、特に日本語入力時のレスポンスは、1.1.2→1.1.3の時より改善されているような印象さえあります。

ファームウエア1.1.3での最大の問題は、Safariで日本語キーボードのままバックスペースを使うと確実にクラッシュするというバグでした。英語キーボードに切り替えれば大丈夫なのですが、入力や選択をミスるたびに切り替えてバックスペースを使うのも煩わしかったのですが、1.1.4ではこの問題が解決されています。

TerminalからSSHでログインして、直接iPod touchを操作する場合の反応も良くなっているような気がします。

1.1.4はバグフィックスがメインの地味なバージョンアップですが、多くの不具合が修正された上に動作速度の改善が見られる好印象なバージョンだと思います。SDK関連の勝手アプリの制限によっては、1.1.4-Jailbreakを長く使うことになるかもしれません。

ちなみに、ファームウエア1.1.4でも、1月のソフトウエアアップデートを適用していないと、アイコンの並べ替えなどの1.1.3追加機能を使えません。脱獄する場合も、アップデートは購入しましょう。また、便利で楽しい機能を提供してくれたiPhone Dev TeamやZibri氏への寄付もお忘れなく。

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現在のところ、自分の環境(1.1.4-Jailbreak: iPod touch 16GB)で動作を確認したサードパーティ製アプリは下記になります。()内はInstallerのカテゴリー。



Term-vt100(System)
 ターミナルエミュレータ。いくつか不具合があるので、修正が必要。

BSD Subsystem(System)
 シェルのための基本的なコマンド集。

Open SSH(System)
 iPhone/iPod touchに遠隔操作でログインするためには不可欠。

AppFlow(System)
 カバーフローの様にアプリケーションを選択できる。MobileFinderで十分な気もするが、こっちの方が起動が早い。

   

Advanced Preferences(System)
 詳細な設定が可能。

    



Erica's Utilities(Utilities)
 スクリーンショット撮影など、いろんな便利アプリの集合。

BossPrefs(Utilities)
 サードパーティ製アプリなどの設定が可能。SSHのon/offもできます。

   

BossTool(Utilities)
 ルートパーティションは300MBしかないので、Jailbreak後に色々なアプリをインストールするとすぐに足りなくなってしまうが、このツールで/Applicationsをユーザパーティションに移動すると、容量いっぱいまで無制限にアプリをインストールできる。

WildEyes! for Safari(Utilities)
 Safariを使って.pdf, .doc, .xls, .txt, iPod touch内に置いたhtml, 各種画像ファイルを閲覧できる。
 使用には、Lighttpdが必須なので、あらかじめインストールしておく。


MobileFinder(Productivity)
 ファイルの操作などをGUIで可能にする。

   

MobilePreview(Productivity)
 画像ファイルを表示する。

MobileTextEdit(Productivity)
 名前の通り、テキストエディタです。日本語の入力も問題無し。

   



MxTube(Multimedia)
 YouTubeの動画をローカルにダウンロードして再生ができる。

   


Lighttpd(Network)
 シンプルなWebサーバ。Safariの機能拡張をするアプリで多用される。

AFPd(Network)
 Wi-Fiネットワーク上のiPhone / iPod touchを、Apple Filing Protocol (AFP) に接続する。これにより、Finderのファイル共有機能からiPhone / iPod touchのファイルにアクセスできる。


Tap Tap Revolution(Games)
 ビートマニアのようなゲーム。最高です。Jailbreakはこれのためにある!



Drummer(Toys)
 ロック、ジャズなど数種類のドラムをエミュレート。適当に鳴らすだけでも楽しいです。

   


Guiterist(Toys)
 ギターシミュレータ。

   


PocketGuiter(Toys)
 ギターシミュレータ。どちらかと言えば、こっちの方が楽しめました。

   




今後も動作確認情報を追加していきます。

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Mac OS X版 OpenOffice.org 正式版候補 2.4.0RC2が公開

OpenOffice.orgから、Mac OS X 対応版の最新ビルドとなるOpenOffice.org 2.4.0 RC2が公開されました。RCというのは、relrase candidateの略で、正式版の候補という意味です。RCで特別な不具合が見つからなければ、そのまま正式版として名前だけ変えて公開されます。

Aquaネイティブ版は特に、SRC680マイルストーンのころと比べて、起動・動作ともにさらに高速化されています。起動してみて最初に感じる一番大きな変化は、アプリケーションのウインドー内の表示にシステムのフォントが使われるようになったので、手動で日本語のTrueTypeフォントを追加しなくても表示が美しくなったことです。以前はパッケージを開いて、アプリケーション内にゴシック系の日本語TTFを追加しないと文字が読みづらく、「環境設定」に相当する「ツール/オブション」ウインドーの表示も醜いという状態になっていましたが、RCでこの問題が解決されました。

X11版も同様に、高速化や文字表示の改善が行われていますが、Mac OS X LeopardのX11側の問題による日本語入力の問題は解決のしようがないため、使用するためには一手間かかります。

前回のリリース時も、その前の版と比べて3倍高速になったとされていましたが、体感的にはその更に3倍高速になったのではないかと感じます。しばらく使ってみた限りでは、これと言った不具合も見つかりませんので、個人的にはAquaネイティブ版がすっかり実用的な段階に入ったと感じています。

Mac OS X版 OpenOffice.orgの詳しい情報は、こちらのサイトをご覧ください。


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2008年3月3日月曜日

SOFT-Jailbreakによる1.1.4脱獄が簡単になりました:iPhone/iPod touch

SOFT-Jailbreakを使うと、iPohoe/iPod touch 16・32GBモデルの2チップを積んでいてZiPhoneで無限ループに陥る機種でも、ファームウエア1.1.4で脱獄が可能でしたが、コマンドラインでの操作が必要になってなれない人には抵抗のあるものでした。


SOFT-Jailbreakを使って、Installerから簡単に1.1.4脱獄が可能なリポジットリーが、iPodTouchMasterさんによって登録されました。これを使うと、ほとんど全自動で1.1.4脱獄が完了します。

前段階として、ファームウエア1.1.2でJailbreakを適用しておきます。ダウングレードやJailbreakの方法は、以前の記事を参照してください。

6c 1.1.4にする場合-2。
6-1 Wi-Fiの設定をして、接続を確認しておく(ここでは仮に1.1.1.1としておく)。

6-2 iPod touchの「設定/一般/自動ロック」で「しない」に設定する。

6-3 Installerを起動して、「System/BSD Subsystem」と「System/Open SSH」をインストールする。

6-4 「Sources」をタップする。

6-5 「Edit」をタップする。

6-6 「Add」をタップする。

6-7 英語キーボードに切り替えて、「ipodtouchmaster.com/files/repo.xml」を入力し、OKをタップ。

6-8 「Untitled Source」が追加されているのを確認し、「Install」をタップ。

6-9 「Mobile Jailbreak」というカテゴリができているので、その中から「1.1.4 soft Jailbreak + Apps」をインストール。

何度か質問をされるので、OKをタップして、後はひたすら待つのみ。僕の場合、約25分かかりました。エラーが表示されたら、電源ボタンとホームボタンを長押ししてiPod touchをリセットします。再起動すると、Installerがスプリングボードに現れます。

   


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2008年3月2日日曜日

16・32GBモデルにも対応したファームウエア1.1.4のSOFT-Jailbreak: iPhone/iPod touchの脱獄

ZiPhoneは残念ながら現状では8GBモデルのみ対応ですが、SOFT-Jailbreakは16・32GBモデルでも脱獄が可能です。


準備としては、ファームウエア1.1.2または1.1.3で脱獄済みであることです。Jailbreakの適用がまだの場合、以前の記事を参考にして、ダウングレードや脱獄を行ってください。

ファームウエア1.1.4でJailbreakを行うには、以下の手順です。


1 Wi-Fiの設定をして、接続を確認し、「設定/接続しているネットワーク/IPアドレス」を調べておく(ここでは仮に1.1.1.1としておく)

2 iPod touchの「設定/一般/自動ロック」で「しない」に設定する。

3 Installerを起動して、「System/BSD Subsystem」と「System/SSH」をインストールする。

4 Soft-jailbreak packをダウンロードして、展開する。

5 Terminal.appを起動して、soft-jailbreak packのファイルを全てiPod touchにコピーする。

  scp -r (ダウンロードした場所)/Jailbreak-1.1.4/* root@1.1.1.1:/

6 SSHでログインして、インストールスクリプトを実行する。

  ssh root@1.1.1.1
  cd /
  sh install.sh

後はひたすら待ち時間。Mac側もスリープしないようにしておきましょう。
ファームウエア1.1.3用のアプリは、基本的にそのまま動くようです。

ファームウエア1.1.4での脱獄手順が短期間で相次いで公開されていることから、Jailbreakを行うために必要になるOSの“穴”が塞がれていないままになっているのではないかと思われます。Official Upgraderの公開も、そんなに時間がかからないかもしれません。


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ファームウエア1.1.4に対応したJailbreakツール登場Ziphone 2.5: iPhone/iPod touch

先日配布が始まったiPhone/iPod touch ファームウエア1.1.4で、早くも脱獄(Jailbreak)が可能になりました。


ZiPhoneは、ファームウエアのダウングレードが不要で、最新版の状態で直接ハッキングできるツールです。直感的なGUIによる操作が可能で、説明書もほぼ不要だと思います。前バージョンのZiPhone 2.4でもファームウエア1.1.4の脱獄が可能であるという報告が多数ありましたが、作者が動作の確認と不具合の修正を行ったZiPhone 2.5が、1.1.4正式対応版として日本時間では3月1日にダウンロード可能になりました。

ZiPhoneでJailbreakを行う手順は下記になります。

1. iTunesで「復元」を行い、工場出荷状態にする。
2. iPhone/iPod touchの電源を切る。
3. ホームボタンを押しながら電源を入れて、リカバリーモードにする。
4. ZiPhoneを起動する。
5. 「Jailbreak」を選択して、「Start Process」をクリックする。

ファームウエア1.1.4から、直接Jailbreakが完了します。




残念ながら、現時点ではiPhone/iPod touchともに8GBのみ対応で、16GBモデルやiPhod touch 32GBでは、途中で無限ループに陥って失敗します。

この問題は作者も把握していて、サポートに向けた作業に取り組んでいるとのことですので、非対応モデルを所有する方はもうしばらく待つ必要があります。


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