駅前探検倶楽部から、「乗り換え案内」「駅の時刻表」「運行情報」をiPod touchで使えるネイティブアプリの開発について、発表がありました。同社からは、2008年1月から、同様の機能のウェブアプリは提供されていましたが、今回の発表は、2008年3月6日(日本時間では7日早朝)にロードマップが発表されるソフトウエア開発キット(SDK)を使って開発中の、iPod touchに直接インストールして使用するネイティブアプリです。
駅探 iPod touch(ウェブアプリ)は、iPod touchに搭載のSafariで下記のアドレスにアクセスしてください。
http://lab.ekitan.com/touch/
駅探ラボのページでは、実際に動作しているネイティブアプリの様子が、YouTubeの動画で見れるようになっています。iPod touchらしい特徴的なグラフィックスのユーザーインターフェースで、動画を見ているだけで楽しくなります。
先月、PlaceEngineクライアントソフトの開発が発表されたときも感じたのですが、AppleのSDKを使ったネイティブアプリの開発は意外に自由度が高くて、提供開始後にはたくさんのネイティブアプリが公開されるのではないかと期待してしまいます。
ちなみに、3月6日に発表されるのはiPhone/iPod touch用SDKのロードマップで、この日に提供されるSDKはβ版で、正式版が公開されるのは6月のWWDCであるという噂もあります。株主総会でのJobs氏の発言から、この噂の信憑性が高まっています。
また、ネイティブアプリの開発や提供については、Appleが厳しい制限をするという噂と、Appleが審査するのは有料アプリのみで、無料のアプリについてはiTunesを使って自由に配布できるようになるという相反する二つの噂があります。
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