引っ越しました


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2008年3月22日土曜日

ヤシカエレクトロ35: 銀塩写真を味わう


銀塩フィルムを使うカメラは、すでにレトロな存在になってしまいました。それならいっそ、思いっきりレトロなカメラで銀塩写真を楽しむのも良いのでは。これから挑戦してみようと言う方にお薦めしたいのが、クラシックカメラの入門機(と個人的に思っている)ヤシカエレクトロ35 (Yashica Eloctro 35) シリーズです。

ヤシカエレクトロは、1960年代半ばから1970年代半ばに販売され、人気を博したカメラです。強烈なレトロ感が漂うデザインのレンジファインダー式カメラで、現在も十分に実用的な絞り優先AE (自動露出) を搭載しています。中古で、初期型は状態が良好なもので2000円程度、後期型の人気機種でも1万円未満で手に入ると思います。僕は初期型の完成形と言われるGSを、2000円で買いました。

中古で購入するときに気をつけることは、古い機種なのでレンズにカビが生えてないか、裏蓋のモルトが痛んでいないかを確認するのはもちろん、ファインダーのクリアさを確認しておきましょう。また、ボタン電池を使用するためのアダプターも必要になるので、付属するかどうかも重要です。自作も可能ですが、購入すると数千円の追加出費になってしまいます。

使い方は簡単です。
1. フィルムを入れたらASA (ISO) 感度を合わせる
2. 絞りリングのイラストを見ながら状況に合わせて絞り値を選ぶ
3. 被写体にフォーカスインジケータ (ファインダー内の菱形◇) を合わせる
4. フォーカスインジケータの部分で被写体がだぶっている場合、フォーカスリングを動かして一致させる
5. 構図を合わせてシャッターを切る

設定した露出に合わせて、カメラが自動でシャッター速度を調節してくれます。シャッター音は「ちょんっ」という感じのちょっと情けない音で、そこがまたかわいいです。

なれてきたら、作画意図に合わせて絞りを調節したり、露出補正を行いうことで、更に撮影が楽しくなります。露出補正用のダイアルなどはありませんので、ASAの設定で調節します。方法は、+に補正したい場合は低感度側 (数字の小さい方)、-に補正したい場合は高感度側に動かします。

ヤシカエレクトロ35シリーズは、古いのにレンズがしっかりしていて、解放側では柔らかい描写でボケ味も良く、しぼると解像度がぐっと上がる魔法のレンズです。

作例: Safariでご覧あれ
Yashica Electro 35 GS, コニカセンチュリアスーパー100
Coolscan IV EDでScan
   


ヤシカエレクトロについては「ヤシカエレクトロ研究」さんが詳しいです。ただ、トップページから各コンテンツへのリンクが間違っているようで、クリックするとサーバがエラーを返します。その場合、「http://electro35.tripod.co.jp/」の「tripod」の部分を「at.infoseek」に書き換えて、「http://electro35.at.infoseek.co.jp/」にします。この事を作者さんにメールしても、トップページのアドレスだとサーバからエラーが帰ってきますし、掲示板から報告している方がいるのですが、無反応です。

というわけで、勝手にリンクを作り直します。

ヤシカエレクトロ研究(トップページ)

目次

はじめに(初めての方は必ず読んでください!)
自己紹介(11/12新設しました)
序章〜歴史総覧〜
第1章〜初期型の変遷(1)〜
第2章〜初期型の変遷(2)〜
第3章〜小型化の波に乗って〜
第4章〜後期の四兄弟〜
第5章〜各型スペック総覧〜
第6章〜簡単操作マニュアル〜
おまけ〜アクセサリー談義〜
ギャラリー
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ヤシカ同盟事務局(ヤシカカメラ全般の話題はこちらまでどうぞ)
チャット(10/30設置)管理人は毎週土曜日22:00頃出現予定です。
リンク

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