昨日、ZiPhone 2.5c Windows版を使ったら、あまりにもあっけなく16GBのiPod touchのJailbreakに成功してしまったので、なるべく確実に成功させる方法はないかと思って検証してみました。
まずはMacで。
Mac版のZiPhone 2.5cでは、ボタンの構造からそもそも連打ができないので、連打したのと同様の条件を作れないか検証してみました。
1. Termnal.appから連続でコマンドを送る。
これは、ZiPhoneをコマンドラインからコントロールすることができるので、命令を連発したらボタンを連打したのと同じ効果が得られるのではないかと思って試してみました。方法は、Terminal.appで
./ziphone -j &
と入力して、リターンを押したら「↑」キーでコマンド再入力、リターンキー、を数回繰り返してみました。
結果、思いっきり撃沈。再入力タイミングをかえてみたり、いろいろ試したけど無限ループ入りでした。
2. Terminal.appのウインドーを複数開いて、次々リターンする。
上記とにたようなやり方ですが、これはウインドーをたくさん開いて、全部に
./ziphone -j
と入力しておいて、一つ目のウインドーでリターンを押した後、二つ目のウインドーを選択してリターン、三つ目、四つ目・・・とやっていきました。
結果、これも撃沈。タイミングをかえていろいろ試しましたが、やっぱり無限ループ入りでした。今のところ、Macで成功させる方法はなさそうです。
次にWindows XPで。
こちらはとても簡単で、作業手順は以下の通りです。
1. iTunesでiPod touchを「復元」して、工場出荷状態にする。(ファームウエアは1.1.4でOK)
2. USBケーブルでつないでiTunesにiPod touchを認識させて、iTunesを終了する。
3. 「Jailbreak」ボタンを押して、1〜2秒後に「ちょん・ちょん」という感じでボタンを2〜数回連打する。
4. iPod touchの画面に文字がずらずらと出始めたら、USBケーブルを抜く。
5. 30秒程度待っていると、iPod touchが自動で再起動する。
6. スプリングボードにInstallerやZibri's Blogのアイコンが出ていれば成功!(昨日の記事の画像を参照)
WiFiの設定をして、Installerを起動したら、
1. Installerのアップデート。
2. 画面下の「Install」をタップして、「Sourses/Community Sources」をインストール。
3. 「System/BSD Subsystem」をインストール。
を行います。
これで後は自由自在。iTunesと同期させれば1月のソフトウエアアップデートもインストールされるし、非Jailbreakのファームウエアと同様にファイルの転送やその他の設定の同期も可能です。
僕のiPod touchは16GBで、通常の操作でZiPhoneを使うと無限ループに陥る機種ですが、確実に1.1.4から直接脱獄できるようになりました。たぶん32GB機も同じ方法で大丈夫だと思います。
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