引っ越しました


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2008年4月4日金曜日

PwnageToolの使用感

昨日から提供が始まったPwnageToolを早速使っていますが、現時点でできることはZiphoneなどを使ったJailbreakと違いはありません。インストールされるInstallerの使い方もこれまでどおり。僕の環境では、SOFT-JailbreakやZiphoneでも十分安定していて、全くトラブルがなかったので、PwnageToolを使って安定性が増したとか、そういう変化は全くありません。むしろ、もしトラブルが発生して「復元」が必要になった場合なんかは、Ziphone 3.0で搭載されたプラグイン機能を使ってすぐに元の環境を回復できるので、そっちの方が便利なくらいです。

それじゃ、何のためにわざわざPwnageToolを使うのかというと、将来的にはスゴい事になるからです。ZiphoneなどによるJailbreakは、iPhone OSの“穴”をついてハッキングしているのに対して、PwnageToolは独自のブートローダでOSを起動するように置き換えてしまうので、Appleの承認を受けていないOSやアプリの起動も可能になるんです。Apple純正SDKで開発されたアプリは、本来ならApp Storeを経由してAppleの承認を受けないとインストールすらできないのですが、恐らくPwnageToolを使う事でAppleの承認なしでインストールや配布もできるようになると思います。さらに、PwnageToolなら、iPhone OSを独自に修正して純正より使いやすくしたり、高機能・多機能化したりする事も可能になります。

言い換えると、Jailbrakは穴をついての“脱走”でしかないのに対して、PwnageToolはAppleの管理下から完全に解放される“釈放”または“独立宣言”のようなものです。PwnageToolのすごさは、時間が経つにつれてジワジワと現れてくると思います。自分的には、iPhone / iPod touchハッカーにとって歴史的なツールの登場だと思っているので、このすばらしいツールの成長を初日から楽しんでいるんです。

ちなみに、PwnageToolを使ってファームウエア1.1.4をJailbreakしていますが、iTunesとの同期や1月のソフトウエア・アップデートの追加も純正と全く同様にトラブルなし、iTunesを7.6.2にバージョンアップしても問題なし、SOFT-JailbreakやZiphoneで脱獄していたときに使っていたアプリも一通り動作する事を確認しています。

PwnageToolの使い方
2008年4月3日の記事です。
ブートローダの変更からJailbreak完了までの手順を解説。

1.1.4 Jailbrakで動作確認したアプリ
自分でインストールしてみたものを紹介。
今後も随時追加していきます。

追記
iPod PlusさんにPwnageToolに関する詳しい解説がありました。
iTunesを使ったJailbreakの新たな真相 「Pwnage Project」
Pwnage Tool 遂にリリース!

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